Elastic Container Service for Kubernetes

6/5にAmazonさんから、これまで限定リリースだったEKSが正式公開されました。
いつもの先行リージョンである北米東西の二つ、北バージニアとオレゴンで公開開始、ということで、さっそくいじくりに行ってきました。

EKS Control Planeは時間料金$0.20、月間に直せば16000~17000くらい、これに加えてEC2ノードの料金もかかってきますので決して安いサービスではないですが、あの頭がおかしくなりそうなKubernetesのマスターノード管理とポッドだのなんだのという話を丸投げできる、というのは地味に魅力です。
DevOpsだとかアジャイル開発だとか言っているなら、ぜひとも採用すべきでしょう。

一方でマイクロサービス、ということだけならFargateだけでも十分な気もしますが。
k8sだとECSみたいにコンテナ間の接続に気を揉まなくてもよい、というのはあるんでしょうね。そのあたりはFargateでフラットなネットワークにつないでしまえばそれはそれで、という感じですが、そういう接続する場合どうしてもサービスディスカバリは必要になりますしね。
ConsulをFargateで動かしてみる、とかも面白そうな気もしますが。

コンテナ回りはAzureやGCPに少し遅れていたAWSなので、リリースへの踏切が速い感じはします。
WorkerNode用のPackerも用意されているはずなので、ある程度はカスタマイズできるでしょうし、東京に来るのが楽しみです。

Rancherは触っていたのですが、結局K8sに駆逐された感じですねぇ。
ちょろちょろと触っていこうかと思いますが、その前にInfrabbitのWordpress構成テンプレート作らないといけないのと、Wordpress用のDockerコンテナをリニューアル中なので、そちらが先ですね。
今のコンテナイメージだとアップデートがちょっとめんどくさいので、もう少し楽になるようにしたくて。