AWSomeDay

Infrabbit古賀です。

先日、AWSomeDay名古屋に参加してまいりました。
クラウドプラクティショナー向けのトレーニングなので、基本的にはすべて既知の内容ではあるのですが、AWSに関するトレーニングのご依頼などの際に自分自身がトレーニングを行う側となった場合の内容として、AWSのトレーナーの方々がどういったことを主要点として話されるのか、興味がありました。

AWSの概況、EC2、IAM、RDS、スケーラビリティと舐めていく内容で、おおむね自分の考えるトレーニングパターンと一致しており一安心したといったところでしょうか。
こと、スケーリング/伸縮自在性に関しては終盤ということもあり、DBの話が終わると席を立つ方も多かったのですが、スケーリングはインフラだけでは成り立たない、アプリケーションが何を考慮して設計、構築しなければならないのか、という点にもきちんと触れておられ、これこそアプリケーション開発の方々には聞いてほしい内容だなぁと思いましたが、長丁場であることと、どうしてもスケーリングは後半にならざるを得ない(ほかのリソースを説明し終わらないと触れられない事項が多い)ので、ここをどういう風に聞いてもらえるように持っていくかが重要だなぁと感じます。
リスナがアプリ開発に近しい方々というのがわかっていれば冒頭で言及しておくのが良いのかもしれませんが、AWSのトレーニングということになるとインフラよりの方々も少なくないので、AWSさんのトレーニングとしてリスナを絞り込むやり方は取れないのでしょうね。

さて、その後はJAWS-UGの勉強会に参加し、そのまま懇親会にもお伺いいたしました。
ご近所の方、あるいは新たにJAWS-UGメンバーに勧誘されてしまった方、以前にもお会いしたことのある方など、新しい出会いにも恵まれ、大変有意義なお時間を過ごさせていただきました。
やはりエンジニアの集まりは良いです。刺激が多く、とても勉強になります。
名刺交換をさせていただいた方々には改めてご連絡をさせていただきたく、今後ともよいお付き合いができると良いなと思いました。

AWSのトレーナーの方々ともお話させていただき、興味深い話や、疑問に思っていることなどをぶつけさせていただき、ざっくばらんにいろいろな話をお伺いできました。
印象に残るのはやはり、障害の話をするにせよ、AWSの方々が決して自社の障害を擁護しないのが印象深く感じました。どうしても障害は多くの場合ミスから始まるもので、積極的に触れたい、あるいは触れるにしても至る経緯に手心を加えがちになりやすいですが、バージニアのS3障害などを積極的に引き合いに出し、擁護することなくバッサリと言及していた点などは、姿勢として大変興味深く感じました。

個人的にはとても面白く、今後とも機会があれば参加していきたいなと思います。