Re: Invent 2024

ようやく終幕を迎えました、今年のAWS Re: Invent 2024。
近いうちに必ず現地で参加します、私の抱負です。それができるだけ利益あげないといけないんですけどね。

さて。

相変わらずいろんなサービスや機能のリリースが集約されるので、追っかけるだけで疲れる期間ではあるのですが、それと同時にとても楽しい期間でもあります。
ウィンターホリデーを前にわいわいといろんな刺激をもらえる期間ですね。とはいえ年末は基本くそ忙しいのでどうしても片手間になりがちで、ゆっくり記事やブログを読めるのは落ち着いてからになりがちなんですけれど。

今年のRe: Inventでやっぱり気になったのはAurora。いやまあね、Limitless出たし時間の問題なのはわかってましたが速かったですね。Aurora DSQL。MySQLでは無理なので、PostgreSQL復権といこうじゃありませんか。やはりエンタープライズ系機構を組み込もうと思ったらぽすぐれになりますねぇ。

お手軽お気楽なのはいいですが、ちょっと真面目にゴツいことしようとするとキツくなるMySQL系はさくっと何かやるにはいいんですが、やはり真面目に何かゴツめのデータストア、ってなってくるとPostgreSQLを持ち出すしかありません。DB2やOracleでもいいんですが、高いですしね。

DSQLは分散SQL、Limitlessもある種分散SQLですが、こちらはマルチリージョンシステム。DRだBCPだって騒ぐときに、最大の問題なのがこのデータベース。データベースは一貫性を保たねばならず、スプリットブレインなんぞ起こした日にはBCPもくそもないわけです。なので、DRでは基本的にどこかのマスタークラスタとスレーブクラスタ、という構成をとらざるを得ません。

DSQLはそれをマルチリージョンで一貫性を持たせることで、リージョン間レプリケーションではなく、リージョンを超えた一貫性を提供する、というもの。LimitlessはVPC内インスタンスですが、こちらはVPC外のグローバルサービスなのでなんか別の仕掛けで動いてそうですね。構成的にはLimitlessに似てるんでしょうけど、自律トランザクション制御はどう変わっているのか、とても気になります。楽観的同時実行制御、ということらしいのでコンフリクト時の再実行リスクはありますね。その辺はSpannerとはちょっと違うところか。

まあ厳密なトランザクション制御するとどうしても一番遅いところに合わせさせられてしまうので、AWSさんも結構苦悩した決定なんじゃないですかね。

SummitでDeep Diveあったら絶対見に行こう。今年もSummitに行く大きな理由ができました。

それ以外はやはり生成系AIが激しいですね。Bedrock、SageMakerなどはガンガン更新が入っているようです。

BedRockは主にFMの追加っぽいですが、SageMakerのHyperPodってなんだwww リソース予約?

あと気になるのはBedrock Data Automationかな、まだプレビューだけどどう考えてもこれはえぐい。非構造データからインサイトを作る、って要するにこれどかっと放り込まれてるいろんなデータやら書類やらのバケットをざっくりさらってデータカタログ作れるって言ってるんよな、たぶん? で、自動で要約してタグふって検索できますよと。

やだなにこれ、ドキュメント管理をAIにやらせるぜ、って発想だな。最近まったく触っていないからDocuWorksとか秘文とかどうなってんのか知らんけど、コピーとスキャナにへばりついてちゃ生き残れない気がするよ。同種タグでまとめて複数の非構造データをひとまとめとしてAIパイプラインに放り込むとかやれたらもっと面白くなるかな?

とりあえず文書、画像、音声、動画なんでもござれって感じか。料金次第だけど単一ファイルとしても強そうだなぁ。まだプレビューだし要約なんかは英文だけど、TranslateにPipelineで流し込めて任意の言語系に自動翻訳してしまえれるなら普通にS3をファイルストレージとして使えばいいじゃん、ですべて終わってしまいかねない。

ネイティブに日本語でしゃべってくれればいいんだけど、それはもちょっと先だろうしね。

LLMはいろんなものが増えててちょっと追いきれないけれど、BedRockはじめイージーにスタートできるAIなんかへのパイプラインが結構しっかり増えてきた印象ですね。とくにBedRockへの追加はFMをはじめとしてかなり多い。BedRock自体がお手軽にスタートできるLLMであるということと、AIは興味あるけどちょっとむつかしそう(用語やらなんやら)と二の足を踏んでいる人も、BedRockならなんとか、という人は多いんじゃないでしょうか。私もSageMakerをがっつりやれ、と言われたらごめんなさいしますが、BedRockちょっと一緒にやらない、って言われたらたぶんほいほいついていきます。

そのくらい敷居自体が低い感じなんですよね、BedRock。で、それの周りの整備が進んでる、という感じなので、AIを使える、からAIを使って何を作る?に意識をシフトさせやすい。AIを使うこと自体の敷居をかなり引き下げている印象があります。

例えば、いまちょっとビデオMeeting系のことやってて、Chime SDKとZoomで戦ってたりはするんだけど、めんどくさいからZoomに流す方向である程度まとまってはいるんだけど、Chimeから流し込む先としてのLLM周りがかなり充実してきている感じがあります。

まあその分コストもかかる話なので、ワンパッケージのZoomと比べるもんじゃないんですが。あくまでもビルディングブロックなんで、ビルディングする気のない人にはZoomでええんだよ。逆にビルディングするのが楽しいなら、これいくらでも面白くできるな。

ミーティング中に相手の表情や声色から感情値を読み取ってモデレーターや会議の進行役に会議全体の雰囲気といった本来対面でしか得られなかった情報を提供したりできそう。とか、発想するほうに思考を向けやすく、じゃあどう作る?ってところは「まあBedRockに流し込んどけば何とかするんじゃない?」とか思えてしまうところがいいところかと(実際にそれでできるかどうかはともかくとして)。

ネットワーク的なのだとVPC LatticeがHTTPだけではなくTCPもサポート。いやーこれ結構幸せですね。アプリケーションエンドポイントの集約としてのLatticeはいいんですが、インフラ主体だとHTTPのみってあまり使わないんですよね。アカウント間連携といっても、アプリあってのこと、って感じになってしまいますが、TCPも扱います、となれば話は別です。

TCPのサービスエンドポイントなんてインフラ屋にはネタが山ほどありますし、ミドルウェアレイヤでクラスタ組んでエンドポイント展開して、なんてそれこそいくらでもあるわけです。それがLatticeで集約できる、となればこれは使い勝手がよさそうです。データウェアハウスなんかは当然ですし、機能単位でアカウント分散してセキュリティなんかの管理性の見通しあげたりできるかもしれません。

アプリケーションと歩調合せないといけない、って制約がないのはかなり利便性が高いです。まあミドルウェアレイヤでもHTTPエンドポイントでREST実装の子も少なくはないですが。

面白そうなので早速使ってみたいところですね。とりあえずいくつかVPCピアを外して遊んでみたい。まあ、Latticeのほうがたぶん高くなりそうですけど。

やはり、というか時流というか、生成系AIが主軸でコンピューティングやコンテナなどは少々おとなしい印象がありましたが、Summitに続いてAuroraは気炎を上げていますね。まあ対抗馬にSpannerいるんで追いつかないことには、ってとこでしょうけれど、それでも頑張ってますねぇ。

ストレージ系はさすがにネタ切れましたかね。まあナチュラルにOutpostにLEO(低軌道衛星)を地上経路障害に対するVRRP的にふるまわせる、みたいなネタはあったようですが。Kuiperまだ試験中だろwwwww 気が早いんじゃないのかw

今年もLLMが多いので、Summitもその系統に振れるのでしょうね。

どうでもいいけどWorkspaces Thin Clientの国内販売マダー? 2024年おわっちゃうよー? 年内販売じゃなかったのー?wwww

ついでにTV Cubeの第四世代もまだかなー?wwww 同じようなもんなんだから早く出せようww